久しぶりのエントリーです。。
「てっぽうをもったキジムナー」という絵本を借りた。
作は田島征彦。
子ども向けでありながら、鉄砲とは物騒な話。
そして鉄砲を持っているのは、
がじゅまるの木に住む精霊キジムナー。
一体どんな話だろうかと興味を持ち手に取ってみた。

「おきなわのおおきな木にはキジムナーがすんでいるんだよ
キジムナーはよるになるとしまのまわりをとびまわって
おきなわのひとたちをまもっているさぁ」
ガジュマルの木の下でおばあさんは、
病気で歩けない孫のさっちゃんにキジムナーの話をする。
物語は、戦争が始まり、日本の敗戦前後の沖縄、
そして、基地の島としての現在の姿を描く。
ひとりぼっちのさっちゃんを必死で守ってくれたのは
がじゅまるの木に隠れていた、
鉄砲を持ったキジムナー(日本兵)だった。
ある日がじゅまるの木を降りた
鉄砲を持ったキジムナーは、
機関銃のたまを何発も受けて死んでしまう。
おばあさんになったさっちゃんがぽつりという。
「でもてっぽうをもったひとは
てっぽうをもったひとにたおされる。」
子どもたちはこの絵本をどう読むのだろうか。
この絵本の持つパワーに私は圧倒された。
一貫して沖縄の、そして世界の平和を願う絵本だった。
「田島征彦」という名前、
以前どこかで聞いたことがある気がして、調べてみた。
「絵の中の僕の村」という映画が以前話題になった。
原作は、田島征彦さんの弟田島征三。
物語は双子の征彦さんと征三さんの話。
いい映画だった。監督は、「風音」の東陽一。
また長くなってしまった。。
私にとって、キジムナーといえば、
映画「ウンタマギルー」でキジムナー役だった宮里榮弘さん。
琉球古武道の師範で、
国際通りで「宮里榮弘芸能館」という店をやっている。
先日、宮里榮弘さんをお店の前で見かけた。
映画の頃と全く同じ風貌。
こちらは、てっぽうではなく、
「くさり鎌をもったキジムナー」といったところか。
※関連サイト
・キジムナーの伝承
・宮里榮弘芸能館
・絵の中のぼくの村








