2005年07月18日

「てっぽうをもったキジムナー」

こんにちは、くらげです。
久しぶりのエントリーです。。

「てっぽうをもったキジムナー」という絵本を借りた。
作は田島征彦。
子ども向けでありながら、鉄砲とは物騒な話。
そして鉄砲を持っているのは、
がじゅまるの木に住む精霊キジムナー。

一体どんな話だろうかと興味を持ち手に取ってみた。

てっぽうをもったキジムナー

「おきなわのおおきな木にはキジムナーがすんでいるんだよ
 キジムナーはよるになるとしまのまわりをとびまわって
 おきなわのひとたちをまもっているさぁ」

ガジュマルの木の下でおばあさんは、
病気で歩けない孫のさっちゃんにキジムナーの話をする。

物語は、戦争が始まり、日本の敗戦前後の沖縄、
そして、基地の島としての現在の姿を描く。

ひとりぼっちのさっちゃんを必死で守ってくれたのは
がじゅまるの木に隠れていた、
鉄砲を持ったキジムナー(日本兵)だった。

ある日がじゅまるの木を降りた
鉄砲を持ったキジムナーは、
機関銃のたまを何発も受けて死んでしまう。

おばあさんになったさっちゃんがぽつりという。
「でもてっぽうをもったひとは
 てっぽうをもったひとにたおされる。」

子どもたちはこの絵本をどう読むのだろうか。
この絵本の持つパワーに私は圧倒された。
一貫して沖縄の、そして世界の平和を願う絵本だった。

「田島征彦」という名前、
以前どこかで聞いたことがある気がして、調べてみた。

「絵の中の僕の村」という映画が以前話題になった。
原作は、田島征彦さんの弟田島征三。
物語は双子の征彦さんと征三さんの話。
いい映画だった。監督は、「風音」の東陽一。

また長くなってしまった。。
私にとって、キジムナーといえば、
映画「ウンタマギルー」でキジムナー役だった宮里榮弘さん。
琉球古武道の師範で、
国際通りで「宮里榮弘芸能館」という店をやっている。
先日、宮里榮弘さんをお店の前で見かけた。
映画の頃と全く同じ風貌。
こちらは、てっぽうではなく、
「くさり鎌をもったキジムナー」といったところか。

※関連サイト
・キジムナーの伝承
・宮里榮弘芸能館
・絵の中のぼくの村
posted by くらげ at 08:30| 沖縄 曇り| Comment(22) | TrackBack(1) | オキナワの絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月29日

「あらしのよるに」

こんにちわ。タツノオトシゴです。
嵐の夜に狼と羊がひとつ屋根の下に。
お互いの勘違いからありえない友情が芽生える。
ありそうでなかった話。
この本は6巻続くシリーズとなるヒット絵本となった。

あらしのよるに ちいさな絵童話 りとる

この絵本の原作者:木村裕一は
「きむら式 童話のつくり方」という本も書いている。
プロ童話作家になる方法がをかりやすく書いてある。
こちらの方も面白い。

童話のつくり方





posted by たつのおとしご at 23:11| 沖縄 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月14日

「トンちゃんってそういうネコ」

こんちわ。タツノオトシゴです。
かっこいいな、MAYA MAXXの絵本。
絵がいい。
リズム(呼吸)がいい。
最後にジンとくるところがいい。

トンちゃんってそういうネコ
トンちゃんってそういうネコ

トンちゃん
この絵本を見ていて
子どもの頃の留守番を思い出した。
雨が降っていた。
ひとりぼっちで寂しいけど、なんか気持ちよかった。

そういえば、MAYA MAXって
アラーキーに雰囲気が似てると思うんだけど、
そう思うのは私だけかな?
でも、アラーキーの写真もMAYA MAXの絵も
見て元気になるところは似ているな。

http://www.mayamaxx.com/
posted by たつのおとしご at 10:43| 沖縄 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月11日

「みんなのためのルールブック」

こんちわ。タツノオトシゴです。
いやー、儲かってるんじゃないか?ロン・クラーク!
「あたりまえだけど、とても大切な事」を書いた作者。
ベストセラー作家の本を児童用にというのがこの本。
当たり前だけど、あまりみんなが言わないことをシッカリ言っている。
子どもは「なぜ?」「どうして?」と良く聞く。
しかし、大人はその質問にちゃんと答えているだろうか?
大人の世界でも、○○だから■■だとはあんまり言わないよね。

みんなのためのルールブック ―あたりまえだけど、とても大切なこと

「自分からごほうびをほしがってはいけない」
→きみたちは自分を高めるために、よいことをしたりベストをつくしたりすべきだ。
 ごほうびより、きみのした努力のほうが、ずっと大事だ。

いいこと書いてあるよね。

「しかられている人のほうを見ない」
なぜだと思う?
私は分かりませんでした。
気になる人は本を読んでください。
posted by たつのおとしご at 23:58| 沖縄 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月10日

『もったいないばあさん』

こんにちは。くらげです。

沖縄に住むようになり、
新聞といえば、琉球新報と沖縄タイムスばかり
読むようになってしまった。
たまに全国版の新聞を読むと、
その分厚さ、字の小ささにびっくりする。
以前は普通に思っていたのに。。

今日職場で毎日新聞を読んでいたら、
絵本の紹介記事があった。
『もったいないばあさん』。

もったいないばあさん

茶わんにご飯粒がついていたり、水を出しっぱなしにしていると「もったいなーい」と言いながらどこからともなく現れる、ちょっと不気味なおばあさん。短くなった鉛筆もみかんの皮も、少しの工夫で息を吹き返す。最初はおびえていた「ぼく」も、おばあさんに乗せられ、なんだかちょっと楽しくなる。(5・8毎日新聞より)


タイトルがおもしろい。
なんか自分自身も
こんなばあさんになりそうで親近感がわいてくる。

このばあさんのキャラクターは
水木しげるの人生に大きな影響を与えたいう
お手伝さんの「のんのんばあ」を彷彿させる。

「もったいないばあさん」のHPでは、
本の一部が立ち読みできる。
シンプルで豊かに生きる楽しさを教えてくれるような絵本。
大人も子どもと一緒に楽しめそう。

もったいないのポリシーが生かされてるのが、
イラストレータ真珠さんが使っているイラストを描くための紙。
なんと新聞の回収袋。
この絵本の原画は貼り絵で作られているそうです。

本を手にしてみたくなった。
さっそく図書館にリクエストを出してみようかな。

※参考サイト
・もったいないばあさん
posted by くらげ at 23:10| 沖縄 雨| Comment(2) | TrackBack(2) | 日本の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月08日

五味 太郎の『さとりくん』

はじめまして、くらげです。
これから地道に絵本を読みためていこうと思います。
年間100冊目標!です。
まず一本目は、以前読んで印象に残った絵本のことを。。。

五味 太郎の『さとりくん』を読んだ。

さとりくん

さとりくんというのは、うまれつき悟っている鳥。
さとりくんは何事にもあわてず、
悩まず、騒がないクールなとりだ。
へびが出てこようと動じない。
だから逆に相手がびっくりして逃げていく。
かっこいいやつ。
そんなクールなさとりくんも「かっこイー」と女の子にいわれて、
初めて動じてしまう。そんなオチに、私はほっとした。

しかし、こういうタイプって同性からは反感買うのかなぁ?
さとりくんの場合、天然で悟ってるからいい。
悟ってるフリしたり、かっこつけてクールに決めてるというのは
けっこう生きにくいだろうな。。と思う。

少し普通から外れて、アングラチックな子どもがいる。。
クールそうに振る舞っているけど、実はとっても脆い。
そんな風に生きにくそうにしている子どもが私はとっても気になる。

・・・・・・

もしかして「さとりくん」って私?
とたつのおとしごくんに聞いたら思いきり反論された。
自分ではクールと思ってるけど、中身はド演歌。
最近はあんまり悩まないけど
相変わらずいつもジタバタして生きている。

細木数子の六星占術では
クールな利己主義者のはずなんだけど。。

五味太郎さんの公式HPがとってもかわいい。
『情熱大陸』で見たけど、ものすごく仕事してる人。
http://www.gomitaro.com/
posted by くらげ at 07:25| 沖縄 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月07日

「こんなのへんかな?」

こんちわ。たつのおとしごです。
最初の絵本は、
ジェンダー・フリーの絵本シリーズ@巻。
全6巻あるらしい。

こんなのへんかな?

性別や社会の規制にとらわれず
もっと自由な生きかたを…。という狙いの絵本。
僕が子どもの頃は、男はかくあるべきという考え方があり
それを実行することはそんなに難しくなかった。
あたりまえと思われることに疑問を持って
発言したり行動したりというのは難しい。
今の子どもって大変なんだなぁー。
でも、なぜ?って考える気持ちは
大人でも子どもでも大切だよなー。


posted by たつのおとしご at 10:06| 沖縄 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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